- テーマ: 「事業拡大戦略としての事業承継」
- プレゼンター:辻 英道(株式会社はなぶさコンサルティング代表取締役)
- 開催日:2022年7月4日(月曜)18時から
- 開催地:都内会議室(小伝馬町駅徒歩3分)
内容概要
- 事業承継は、終活じゃない!
- 55歳から65歳社長が取り組むべき事業拡大戦略としての事業承継!
辻 英道(つじ ひでみち)
- 辻 英道(つじ)
株式会社はなぶさコンサルティング 代表取締役社長
辻 英道(つじ)
1981年10月生
鹿児島県生まれ、埼玉県育ち、東京都在住。
■事業
・事業承継コンサルティング事業
・事業承継コンサルタント養成事業
■経歴
「後継者を絶対に孤独にさせない事業承継」をモットーに、中小企業の株式承継スキーム検討・実行支援を得意としている。
2005年4月に高い年収にあこがれて野村證券に入社。ノルマを追う仕事に違和感を持ちつつ、高収入を捨てきれず悶々と仕事をする日々を送る。転機はクライアントから事業承継の相談を伺ったとき。提携先の大手税理士法人の税理士と一緒に、事業承継コンサルティングの提案した際、クライアントが提案内容を真剣に聞く姿を見て、「自分がこの仕事をしたい」と思い、転職を決意。
2014年10月に山田ビジネスコンサルティング(現山田コンサルティンググループ)に入社。入社後は精力的に仕事をこなし、その働きが認められて入社1年半でマネージャー、入社3年半でシニアマネージャーに昇格する。入社1年半でのマネージャー職への昇格は当時最速記録。
しかし、管理職でとして割り当てられた売上目標を達成できなかったことが原因で上司や同僚との関係が悪化。1年半の間、ノルマへのプレッシャーや同僚と比較される劣等感、悩みを相談できる人がいない孤独感と葛藤する日々を送る。累計500件超の事業承継提案経験の中で、自分が管理職として陥った失敗経験が、事業承継後に後継者が陥る失敗と酷似ている事と、後継者目線での事業承継提案を実現出来ている会社が少ない事に気づく。「プレッシャーや孤独感を抱える後継者を支える事業承継を実現したい」という想いを実現するために独立・開業。
「同じ世代の人で悩みを打ち明けられる人が社内にいないが、辻さんには相談しやすい。」などの声を励みに、後継者発の事業承継支援業務に日々邁進している。
開催概要
株式会社はなぶさコンサルティング代表取締役社長。
1981年10月24日鹿児島県生まれ、埼玉県育ち、東京都在住。
「後継者を絶対に孤独にさせない事業承継」
「事業承継は、【終活】ではなく【事業拡大戦略】」
という2つの理念を基底に、中小企業の株式承継スキーム検討・実行支援を得意としている。
「事業承継が終活じゃないってどういうこと?」
後継者じゃなくて社長自身にメリットのある事業承継について、事業承継コンサルティング業界の問題点にも触れながら話をさせて頂きます!
開催内容
今回のテーマは「事業承継」。
事業承継というと、とかくネガティブなイメージが付きまといやすいのが常です。いつかは交代しなければいけないとわかっている。わかっているからこそ、次世代(多くの場合ご子息ご子女)へ引き継ごうと考え一緒に経営を始めます。
ですが、始めてはみたものの、軋轢が軋轢を呼びひとつもうまくいかないことだらけ。
そんなことを知ってか知らずか、「そろそろ事業承継を考えないと」と周りから言われようものなら、黙ってしまう。
事業承継にに棲みつく魔物を退治しないことには、一つも前に進まず、誰からの協力も得られません。こうして、事業承継という名の、アンタッチャブルな問題が会社を蝕むことが少なくありません。
今回のプレゼンター辻さんは、そもそもゴーイングコンサーンという会社の命は無限という考え方に、経営者という有限の存在は同一視できないはず。であるならば、事業承継とは、事業が拡大していくための一里塚にすぎないと定義します。会社には、さまざまな要因が降りかかりピンチの時もチャンスの時もあります。外的要因だけでな内的要因も同様に、事業存続のために乗り越えていく道筋だと考えれば、打つ手はいくらでもある。
この目からうろこの視点に参加者の皆さんも、うなずくばかり。
テーマに沿って対話を続ければ続けるほど、白熱し、自社になぞらえてどうあるべきか考えることのできる有意義な時間でした。
プログラム
開始時間 | 内容 | 担当 |
18:00 | 開会 趣旨説明 | 高田敬久 |
18:05 | 自己紹介 | 全員 |
18:10 | 事業拡大戦略としての事業承継 | 辻英道 |
18:50 | 質疑応答 | |
18:55 | 振り返り | 高田敬久 |
19:25 | 閉会 次回予告 |