
- テーマ: インターネット通販(EC)の概要と今後の展望
- プレゼンター:黒田 弘啓(ウィステル合同会社 代表社員)
- 開催日:2025年3月3日(月曜)18時30分から
- 開催地:都内会議室(八丁堀駅徒歩5分)
内容概要
- 現在のインターネット通販
- どんなものが売られているのか
- インターネット通販の落とし穴
- 今後の展望
黒田 弘啓(くろだ ひろあき)

■経歴
黒田 弘啓
ウィステル合同会社 代表社員
1990年生まれ、鉄鋼メーカー勤務を経て国際協力団体に転職し、ミャンマーで小学校建設に従事。
しかし、コロナ禍で事業継続が困難となり、新たな道を模索。EC業界に飛び込み、ウィステル合同会社を起業。
楽天・Amazon・Yahoo!ショッピングの販売支援を専門とし、わずか4年で月商4000万円を達成。
累計100名以上のコンサル実績を持ち、確実に売れる戦略を提供するECのプロフェッショナル。
開催概要
インターネットの普及とともに、通販業界は大きく変革を遂げています。かつては実店舗での販売が主流だった時代から、今やEC市場は急成長を続け、売上規模は右肩上がり。
しかし、競争の激化や広告費の高騰など、ビジネスとして成功させるには多くの課題が存在します。
今回の社長満足クラブでは、楽天・Amazon・Yahoo!ショッピングなどのEC販売支援を手がけ、わずか4年で月商4000万円を達成した ウィステル合同会社 代表・黒田弘啓氏 をお招きし、 EC市場の最新動向、成功の秘訣、そして今後の展望 について解説していただきます。
【ポイント」
・ ECの進化と変遷
・売れる通販の仕組み—有形・無形商品の成功事例
・ECの落とし穴(ヒト・カネ・モノの課題)
・D2Cの台頭—これからの通販戦略
「商品は良いのに売れない…」「広告費が高騰し利益が出ない…」そんな課題を抱える経営者の皆様にとって、 実践的なノウハウを学べる絶好の機会 です。
ぜひご参加ください!
開催報告
今回の社長満足クラブはECについて。
ECの現状と展望についての本気のお話をいただきました。

ECビジネスの多様な形態
インターネット通販(EC)は、メーカーから商品を仕入れて販売代行をするビジネスや、販売希望者向けの運用代行サービス、さらには海外メーカーと国内ECモールのマッチング事業など、多様な形態が存在します。特に楽天市場のような大手ECモールへの海外企業の出店を支援する事業も増えており、ECの活用の幅は広がっています。
通販の歴史と日本市場
通販の発祥はアメリカとされており、日本において最初に通販で販売された商品はトウモロコシの種でした。現在、日本の三大ECモールとしては楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングが挙げられます。売上規模では楽天とAmazonが競い合っており、出店数ではYahoo!ショッピングが最多となっています。しかし、Amazonと楽天の出店費用は高いため、参入企業の本気度が違い、特に楽天では出店から1年後に多くの店舗が入れ替わるという厳しい市場環境があります。
EC市場の成長と世界比較
この10年間でECの売上は2倍に成長しています。しかし、日本におけるECの市場規模はまだ小さく、全体の購買のうちECが占める割合は約10%にとどまっています。対して中国ではECが50%に達しており、日本市場はまだ成長の余地が大きいと考えられています。マッキンゼーの予測によれば、日本のEC市場も今後毎年10%の成長を続けると見込まれています。
ECモールの売れ筋商品
楽天市場で最も売れた有形商品は「サバ(2kgで年間1500トン販売)」と「おむつ」でした。このように、消耗品の売れ行きが良く、高額な耐久財は売れにくい傾向にあります。また、無形商材を扱うECサイトとして「BRAIN」などのプラットフォームも登場しており、情報商材の市場も拡大しています。ただし、SEO対策が重要で、販売戦略の工夫が求められます。

ECの落とし穴
EC市場には成長の可能性がある一方で、さまざまな課題も存在します。
1.ヒトの問題(人材不足)
EC運営にはスキルが必要ですが、経験のある人材が不足している企業も多く、教育リソースの確保が難しい場合もあります。また、モールごとに求められるスキルが異なるため、特定のモールに特化した運営が有効です。
2.モノの問題(売れる商品の選定)
売れる商品を見極めるのが難しく、不良在庫を抱えてしまうリスクがあります。市場のニーズに合わせた「マーケットイン」の考え方を取り入れることが重要です。例えば、Amazonのレビューを分析し、既存商品を改良することで、確実に売れる商品を生み出すことが可能です。
3.カネの問題(広告費の高騰)
ECの参入障壁が低いため、競争が激化しており、広告費が高騰しています。ECモールでは3年間で競合が倍以上に増加する傾向があり、利益を確保するのが難しくなっています。そのため、費用対効果の高い施策を取り入れることが求められます。例えば、フロー広告やクリックによるリード獲得戦略を活用することで、競争を有利に進めることが可能です。

D2C(Direct to Consumer)の時代へ
今後のEC市場では、メーカーが直接消費者に販売するD2C(Direct to Consumer)のビジネスモデルが主流になっていくと考えられます。特に中小メーカーにとって、モール依存から脱却し、自社サイトでの販売を強化することが生き残るための重要な戦略となります。
ECモールでは無数の競合店舗が存在し、広告費をかけなければ商品が埋もれてしまいます。一方、自社ECサイトは集客コストがかかるものの、ニッチ市場の商品であれば訪問者の購入率は高くなります。したがって、自社サイトへの集客方法を確立し、市場獲得戦略を考えることが重要です。
まとめ
EC市場は今後も成長が期待される分野ですが、競争の激化や人材不足、広告費の高騰といった課題もあります。成功するためには、特定のモールに特化した運営や、市場ニーズを捉えた商品開発、そしてD2Cモデルの導入が鍵となるでしょう。今後のEC市場の変化に対応しながら、最適な戦略を模索することが求められます。
2025年3月3日(月曜)開催
プログラム
開始時間 | 内容 | 担当 |
18:30 | 開会 趣旨説明 | 高田敬久 |
18:35 | 自己紹介 | 全員 |
18:40 | インターネット通販(EC)の概要と今後の展望 | 黒田弘啓 |
19:20 | 質疑応答 | |
19:25 | 振り返り | 高田敬久 |
19:55 | 閉会 次回予告 |