- テーマ: 「声優事務所が教える、想いと声の「ギャップ」課題と改善法」
- プレゼンター:藤田 浩治(株式会社アル・シェア 代表取締役)
- 開催日:2022年6月6日(月曜)18時から
- 開催地:都内会議室(小伝馬町駅徒歩3分)
内容概要
- 「声」ってなんだろう?声を知ると伝える重要性がわかる!
- 声と音の違いで相手の動きが変わる
- 声は人が本能で判断する一番敏感なアンテナ
- メラビアンの法則を知ると、相手への印象改善につながる
- 職場や家庭で起きている声のギャップによる課題を改善して、印象をよくする
- 印象をよくする声の表現改善法を具体的にお教えします!
藤田 浩治(ふじた こうじ)
- 藤田浩治(ふじたこうじ)
株式会社アル・シェア 代表取締役社長
株式会社シオンステージ DX推進室 室長
藤田 浩治(ふじた こうじ)
1975年4月生まれ。
■事業
・声優
・表現力研修「声のコンサル®」
■経歴
日本初の株式会社の老舗声優プロダクション、株式会社同人舎プロダクションに声優として所属し、アニメ・洋画・ゲーム・ラジオドラマなど幅広く出演。(現在は同プロダクションは解散)
通算25年以上の声優業界経験をもち、のべ10,000人以上の新人声優オーディション審査員を務める。
NTTコム エンジニアリング株式会社でIT技術者として17年経験。また、NTT労働組合の本部執行委員・分会長を歴任し、10年間に組合員のべ10,000人に対して対話会や登壇を全国で務める。
現在は株式会社シオンステージでグループ全体のIT推進を行っている。
これらの経験から、声優の伝えるスキルを一般企業へ伝授する、アル・シェア独自の表現力研修「声のコンサル®」を考案。
開催概要
声優事務所が教える 想いと声の「ギャップ」 課題と改善法
メラビアンの法則では、「聴覚情報38%」がコミュニケーションに影響していると言われています。
声での伝え方のプロ「声のコンサル」を扱う声優事務所 アル・シェアの藤田浩治が印象改善のヒントをお話します。
職場や家庭で、思ったような印象にならない、自分の印象をどうすればよくなるのかわからない方には学びの要素や原理が満載のセミナーです。
開催内容
今回のテーマは「声」。
プロの声優である、藤田浩治さんに「声」の使い方について教えていただきました。
そもそも人間は生れる前、母親の胎内にいるときからお母さんの心臓の音を聞いていると言います。クラッシック音楽を聞かせる胎教というのも、それがわかっているからだと言います。
そんな大切な器官である、耳からの情報は人間にとって相手の感情を読み取るために使われるとても大きな意味を持っているとのこと。
だから、同じ事を言っていても、声の出し方で相手に伝わる心象は全く変わってしまうと言います。
例えば、会社の上司と部下。上司は「しっかり成長してほしい」と願い、部下は「期待に応えられるようになりたい」と考えています。おたがい、組織や会社をよくしたいと同じ思いを持っているはずなのに、上司が「何をしているんだ、もっとちゃんとやってくれ」と大きな声で怒鳴ってしまう。部下は頑張っているのに、「はい、すみません」と小さな声で言ってしまう。
上司は部下を「頼りないやつ」と思い、部下は上司を「おっかない人」と勘違いして、齟齬が起きてしまう。
そこで、声の出し方を心の感情にのせて出せるようになるプログラムを提供してくれていると言います。
プログラムを受講した方の声を聞かせていただきましたが、プログラムを受ける前と後では全く別人!最初の声では、全然響かないし「なんだこいつ?」と思ってしまうのが、受講後ではとても優し気に聞こえ「いい人だな」と思わせてくれました。たった一言でこの違いは、参加した皆さんも驚きの表情を浮かべながら聞いていました。
さらに、藤田さんによるとプロの声優があるスーパーマーケットで呼び込みをしたところ、売上が今までの10倍になったという話。これにはみなさん度肝を抜かれました。
そしていつもの対話の時間。
自社での例、感情にふさわしい声を使えるようになるとしたらなど、様々な意見が飛び出します。そしてこのプログラムの価値について、自社でどう活用できるのか活発なお話しができました。
プログラム
開始時間 | 内容 | 担当 |
18:00 | 開会 趣旨説明 | 高田敬久 |
18:05 | 自己紹介 | 全員 |
18:10 | 声優事務所が教える、想いと声の「ギャップ」課題と改善法 | 藤田浩治 |
18:50 | 質疑応答 | |
18:55 | 振り返り | 高田敬久 |
19:25 | 閉会 次回予告 |